HubSpot SNS連携を活用することで、マーケティング効果の最大化が期待できます。
この記事では、HubSpotとSNS連携の魅力や活用方法について徹底的に解説していきます。
HubSpotは、世界中で多くの企業が利用するインバウンドマーケティングのプラットフォームを提供しており、SNS連携機能も備えています。
HubSpotとSNSアカウントを連携するメリットとしては以下が挙げられます。
具体的には、ブログ記事やSNSコンテンツのスケジュール投稿が挙げられます。データ分析機能も提供されており、投稿内容やタイミングの最適化が可能です。
これにより、コンテンツ戦略を支援し、ビジネスの成果に貢献することができます。
「HubSpot」は、無料のCRMに加えて、マーケティング、営業、カスタマーサポートに必要な機能を一元管理できるプラットフォームです。
SNSアカウントの連携にはHubSpotの「Marketing Hub」 Professional以上のプランが必要です。Marketing Hubには、マーケティングオートメーション(MA)ツール、コンテンツ管理、SNS連携など、マーケティング業務に必要な機能が備わっています。
Marketing Hubについて詳しく解説した記事はこちら
HubSpot Marketing HubでSNSを連携することによって、データの一元管理や効率的な運用が可能となり、企業のマーケティング効果を最大化することができます。また、HubSpotは随時アップデートされる最新情報やサポート体制も充実しているため、安心して導入することが可能です。
ここからはSNS連携のメリットについて、具体的に解説していきます。
SNS連携のメリット1つ目は効果的なコンテンツ管理ができることです。
HubSpotでは、FacebookとInstagram、X、LinkedIn、YouTube(Marketing Hub Enterpriseのみ)のアカウントを連携でき、投稿の作成から分析まで一元管理することが可能です。
<SNSアカウント管理画面>
これにより、複数のSNSアカウントを別々に管理する手間が省けるため、時間の節約やミスの削減が実現できます。また、一元管理により、投稿内容や過去のデータを比較検討しやすくなり、効果的な戦略立案が容易になります。
SNS連携のメリット2つ目は、効率的なコンテンツ配信が実現できることです。
具体的には、投稿のスケジュール設定がHubSpot上で可能となります。カレンダー形式で作成した投稿を一覧表示することもでき、投稿の管理も容易になります。
<SNS投稿のスケジュール管理画面>
さらに、クリック数やリアクションのデータ分析もHubSpot上で行うことができます。SNSとの連携が深まることで、顧客とのコミュニケーションも向上し、ビジネス成果に繋がります。
<SNS投稿の分析画面(出典:HubSpot)>
ここからは、HubSpotでのSNSアカウントの接続方法を説明します。ここではXの連携方法を例に紹介します。
1. HubSpotの画面から設定アイコンをクリックして、「ツール」>「マーケティング」>「ソーシャル」の順に進み、「アカウントを接続」をクリックします。
2. 接続するネットワークを選択します。ここではXを選択します。
3. アカウントの連携を許可します。
4. 設定を行います。
「全てのソースから公開された投稿についてレポートを作成」を選択すると、HubSpotからだけでなく、それぞれのプラットフォーム(ここではX)で直接作成した投稿も分析することが可能になります。
投稿元の既定アカウントを選択します。複数のアカウントを運用している企業では、既定のアカウントを指定することで投稿ごとに設定する必要がなくなります。
その他の設定や、通知設定を行い「完了」をクリックすると連携が完了します。
5. 設定が完了
ソーシャルの管理画面で、アカウントが追加されていることを確認して完了です。
X以外のSNSアカウントを接続する場合も、同様の手順で行います。
アカウントの接続方法について詳しくはこちら
アカウントの接続解除の方法は以下となります。
1. ソーシャルアカウントの管理画面から、接続を解除したいアカウントにカーソルを合わせて「接続解除」をクリック
2. ポップアップが出てくるので「アカウントを接続解除」をクリック
以上で、アカウントの接続解除は完了です。
ここからは、SNSアカウントを連携した後、どのように活用するかについて具体的に解説します。
まず、SNS投稿の作成とスケジュール設定の方法について解説します。HubSpotでSNSアカウントを接続すると、HubSpot上で投稿の作成ができます。複数アカウントに同時に投稿したり、スケジュール設定も可能です。
1. 投稿の作成
HubSpotのナビゲーションメニューから、「マーケティング」を選択し、「ソーシャル」をクリックします。「ソーシャル投稿を作成」をクリックすると、投稿の作成画面へ進みます。
複数アカウントで同じ投稿をしたい場合は、「アカウントを選択」で投稿したいアカウントにチェックを入れます。
2. スケジュール設定
作成画面で投稿を作成したら、「公開オプション」でスケジュール設定をします。「予定としてスケジュール」にチェックを入れ、公開したい日付と時間を選択します。画面右上の「スケジュール」をクリックして完了です。
この記事の前半でご紹介したように、スケジュール管理画面では、投稿予定の一覧が確認できるため、投稿内容や時間の調整も容易です。スケジュール管理機能を活用して効率的なコンテンツ配信を実現させてください。
HubSpotとSNS連携をすることで、自動でレポートが作成され分析が可能となります。リアルタイムな分析データを活用することで、企業はマーケティング戦略を見直すことができます。
具体的には、いいね!やコメントなどのインタラクション数や、会社ページの閲覧数を示すインプレッション数をリアルタイムで把握することができます。インタラクション数やクリック数が多い投稿も表示できるのでそのデータを元に、効率的なコンテンツ制作や運用が行えます。
<上位投稿の表示例(出典:HubSpot)>
ソーシャルレポート機能について詳しくはこちら
基本的な活用方法を解説しましたが、ここからは利用すると便利な機能について紹介します。
まずはじめにご紹介するのは「下書きの承認」機能です。こちらはMarketing Hub Enterpriseでのみ利用できます。
「下書きのみ」可能なユーザーと、「すべてのアカウントソーシャル公開権限」を持つユーザーを設定することで、投稿前のダブルチェックが可能となります。これにより、企業の機密情報を公開してしまうリスクや不適切な投稿を回避することに繋がります。
下書きの承認機能について詳しくはこちら
2つ目は「ストリーム機能」です。ストリーム機能を活用すると、自社についてや、サービスや製品についてメンションされた投稿を監視しすぐに反応することが可能になります。
<ストリーム機能サンプル画面(出典:HubSpot)>
HubSpotのソーシャル機能には使いこなすと便利な機能が備わっています。ぜひ、活用してSNS運用をより効率的なものにしてください。
ここまで、HubSpotのソーシャル機能について解説しました。最後に、HubSpotのCRM機能の活用についてご紹介します。HubSpotのCRM機能とSNS連携を活用することで、企業は顧客対応を最適化することが可能になります。
HubSpotのCRM機能を活用して、顧客データを一元化することによってカスタマーサービスが向上します。その理由は、企業内のすべての部門が同じ顧客データにアクセスできるため、効果的なコミュニケーションが実現できるからです。
顧客が問い合わせやクレームをした際、関連部門が迅速に情報共有し、適切な対応策を立てることが可能になります。また、顧客データを分析することで、顧客のニーズに合ったサービス提供ができ、顧客滞在時間やリピート率の向上につながります。
顧客データを一元化することによって、企業と顧客とのコミュニケーションをスムーズにし、顧客満足度を高めることに繋がります。
また、HubSpotを活用することで、SNSでのリード収集と営業活動を一元管理し、効率よく進めることが可能です。HubSpotは連携したCRM機能により、顧客データの管理が簡単ですし、自動化されたメール配信やスケジュール管理機能も充実しています。さらに、データ分析機能でSNS広告の効果を測定し、ビジネス戦略を最適化することができます。
リード収集や営業活動の問題点を特定し、改善策を講じることで、SNSの活用がさらに効果的になります。このように、SNSとHubSpotを活用することで、リード収集と営業活動を効果的に支援することができます。
以下の項目に当てはまる方は、HubSpotとSNSアカウントの連携がおすすめです。
HubSpotとSNSの連携を通じて、効果的なマーケティング活動を実現することが可能です。
アクセサイトは、数多くのHubSpot Marketing Hub導入実績があります。SNSの連携からリードの獲得に繋げたい、マーケティングの業務を効率的に行いたいという方はぜひ一度ご相談ください。
HubSpotとSNS連携は、効果的なコンテンツ管理や効率的な配信、顧客とのコミュニケーションの効率化やリード獲得の向上など、さまざまなメリットがあります。これにより、企業のマーケティング活動が加速され、ビジネスの成長が期待できます。
是非、この機会にHubSpotとSNS連携を検討し、次のステップへと進みましょう。