「自社のホームページを制作してから年数が経っているが、リニューアルが必要なのだろうか」「そもそも、リニューアルにはどのようなメリットがあるのだろうか」と思っている方もいるのではないでしょうか。ホームページは企業の顔ともいえる部分で、定期的なリニューアルが欠かせません。
本記事では、ホームページのリニューアルが必要な理由やメリット、タイミングなどを詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
ホームページのリニューアルが必要な理由
ホームページのリニューアルは、さまざまな理由から必要になります。ここでは、代表的な理由を4点解説します。
ホームページのデザインが時代に合わなくなった
ホームページのデザインには時代によって流行があります。そのため、制作から時間が経つほど時代に合わなくなり、古く見えてしまうでしょう。
デザインのおしゃれさやスマートさなども、顧客がサービスを利用するかを判断する基準の一つです。デザインが古いと、そうした見込み客を逃してしまうおそれがあります。特にライバル企業と比較された場合に、ライバル企業よりも自社のホームページのデザインが古いと、ユーザーに選ばれない可能性が高くなります。
検索者や流入者が減少した
企業がホームページを持つ目的の一つとして、集客力の向上が挙げられます。自社の商品やサービスを検索し、そこからホームページへ流入してくれる人が少ないと、ホームページを持つ必要性がなくなってしまうでしょう。
検索者や流入者が減る要因には、ホームページ内の情報が少ないことや、閲覧性や視認性の悪さなどが考えられます。問題がホームページの根本にある場合は、わずかに修正するだけでは足りません。これらの問題を解決するには、ホームページのリニューアルが効果的です。
不具合を改善できない
ホームページを長く運用していると、ブラウザのアップデートによってレイアウトが崩れたり、以前は表示できていたコンテンツが表示されなくなったりすることがあります。例えば、以前は多くのサイトで使用されていたFlashコンテンツは、現在ほとんどのブラウザでは表示されなくなっています。
ほかにも、ホームページを制作した社員や、更新作業を行なっていた社員が退職してしまい、現在の社員では不具合改善に対応できなくなるケースもあるでしょう。
パソコン以外のデバイスに対応できていない
以前はパソコンからホームページを見ることが一般的でしたが、現在はスマートフォンやタブレットから見る人が増えており、その割合はパソコンを上回るほどです。
しかし、古いホームページの多くは、スマートフォンなどからでも快適に閲覧できるレスポンシブデザインに対応していません。そのため、パソコンから見る際には問題がなくても、スマートフォンで見るとレイアウトが崩れるなど閲覧しにくいケースがあります。レスポンシブデザインに対応していないと、検索順位にも影響が生じます。
パソコン以外のデバイスに対応していない場合には、ホームページのリニューアルが必要になるでしょう。
ホームページのリニューアルをするメリット
ホームページをリニューアルすると多くのメリットがあります。ここでは、おもなメリットを4点紹介します。
ユーザーの視認性や利便性が高まる
ホームページのリニューアルにより、レスポンシブデザインやHTML5に対応することで、ブラウザやデバイスといったユーザーの環境に左右されることなく、適切に表示されるようになります。
また、ホームページ内を整理することで、最新情報や関連情報を見つけやすくなったり、予約や購入までの手順がわかりやすくなったりもするでしょう。ホームページの視認性や利便性の向上により、サービスや商品の利用につなげやすくなります。
ホームページを見つけやすくなる
ホームページのリニューアルにともない、内部リンクを適切に配置するなどのSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策を実施することにより、検索上位に表示されやすくなります。
検索上位に表示されれば、多くの人がホームページを見つけやすくなり、ホームページへの流入者が増えます。そうなれば、サービスや商品の新規顧客を獲得できるなど、高い集客効果につながるでしょう。SEOも時代によって変化があるため、リニューアルにより最新のSEOを採り入れることが必要です。
企業・ブランドイメージが向上する
時代の流行を採り入れたリニューアルにより、ホームページのデザインを洗練させることで、企業やブランドに対するイメージが向上するでしょう。洗練されたデザインによる新しい魅力や使いやすさは、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーのイメージアップにもつながり、ユーザー離れを防ぐ効果も期待できます。
管理・運用の負担が軽減される
ホームページの運用が長くなるとコンテンツの数が増え、構造も複雑になりがちです。複雑な構造は、ユーザーに使いにくいと感じさせるだけでなく、管理の手間もかかります。
リニューアルの際に不必要なページや機能を削減するなど情報の整理を行なえば、ホームページの管理・運用にかかる手間を軽減できるでしょう。
また、CMS(Contents Management System:コンテンツマネジメントシステム)を導入すれば、専門知識がなくてもホームページの更新が可能になります。そのため、担当者の交代により管理・運用に支障が出るケースはなくなるでしょう。
ホームページのリニューアルをするデメリット
ホームページのリニューアルには、メリットばかりではなくデメリットもあります。ここではデメリットについて解説します。
リニューアルまでに時間がかかる
ホームページのリニューアルには、現状分析や目的の設定、デザインの決定、ページの制作など、さまざまなプロセスを踏む必要があります。一般的なホームページのリニューアルには3~4ヵ月程度の時間がかかるため、リニューアル公開日が決まっている場合には、早めに取り組むことが大切です。
高額な費用が発生する
ホームページのリニューアルには、現在のホームページを作ったときと同じ程度の金額が必要です。新たにレスポンシブデザインにする場合やCMSを導入する場合など、リニューアルの内容によっては、さらに高額になるケースも珍しくありません。
新規コンテンツが増えるほど費用は上がるため、費用を抑えるには既存のコンテンツを引き継いだり、不要なコンテンツを削減したりするなどの工夫が必要です。
検索順位が下がる可能性がある
リニューアルによってホームページのURLやサイト内の構造が変わると、検索エンジンの再評価が行なわれ、一時的に検索順位が下がるケースがあります。
ただし、リニューアルによって適切なSEO対策が行なわれていれば、検索順位はいずれ回復するでしょう。そうはいっても、リニューアルに際してはできるだけURLを変更しないなど、検索順位が下がらないようにしておくことも大切です。
改善ではなく改悪になる可能性がある
ホームページをリニューアルした結果、ユーザーが求める情報や機能を提供できなくなってしまい、ユーザー離れが起きる場合もあります。また、予想外のバグが発生する可能性もあるでしょう。
このような改悪に陥らないようにするためには、実績のある制作会社を選ぶほか、リニューアル後も定期的にホームページを改良して、ユーザーにとって最適な機能やデザインなどを実現することが求められます。
ホームページのリニューアルに適したタイミング
ホームページのリニューアルが必要だと思っていても、なかなかリニューアルに踏み切れない場合も多いのではないでしょうか。以下で紹介するタイミングであれば、リニューアルを実施しやすいでしょう。ぜひ参考にしてください。
創業日などの節目
創業〇周年記念や新社長の就任などの節目では、会社の目標やロゴなどが新しくなることがあるため、ホームページのリニューアルにも最適なタイミングといえます。
特に、〇周年記念に合わせて定期的にホームページのリニューアルを行なえば、ユーザーにとって有益な情報やサービスを常に提供できるようになるでしょう。
制作から5年以上経過しているとき
ホームページの流行は3~5年程度で変わるといわれています。5年以上前のデザインで運用しているのであれば、古いと感じられてしまう可能性があるため、リニューアルに適したタイミングといえます。5年ごと定期的にリニューアルしていけば、デザインが古いと思われにくくなるでしょう。
ホームページの目的が変化したとき
ホームページを効果的に活用するには、運用目的に合わせた情報や機能を採り入れることが重要です。例えば、運用目的が認知度向上から顧客獲得に変化した場合は、ホームページに求められる情報や機能はまったく異なります。
運用目的が変わったときにはホームページをリニューアルして、新たな目的に合うものにしていくことが必要です。
ユーザーからの問い合わせが減ったとき
ホームページからの問い合わせや注文などが減った場合は、表示速度が遅い、必要な機能がどこにあるかわからないなど、ホームページが使いにくくなっている可能性があります。
このように、運用方法は変わっていないのに顧客獲得につながっていないと感じるときは、不具合の解消や新しい対策を実施するために、リニューアルを行なうタイミングといえるでしょう。
ホームページのリニューアル後にするべきこと
ホームページはリニューアルしただけでは不十分で、そのあとにも行なうことがあります。ここでは、ホームページのリニューアル後にするべきことを解説します。
ユーザーや取引先へ告知・周知する
ホームページのリニューアルは、ホームページだけでなく、企業をアピールできるタイミングでもあります。リニューアルしたことに加えて、コンセプトや将来の展望などをアピールするとよいでしょう。メルマガやSNSなどを通じて告知するほか、メールの署名でリニューアルをアピールすることも効果的です。
特に、ホームページのURLが変更されている場合は、既存ユーザーや取引先がアクセスできなくなるケースもあるため、新URLの周知は欠かせません。
名刺やパンフレットなどの備品を変更する
リニューアルによってURLが変更された場合は、名刺やパンフレットなどに記載されているURLやQRコードを変更する必要があります。リニューアル前の名刺などを使うと、ユーザーや取引先からの信用を失いかねないため、古いものは確実に廃棄しておくことも大切です。
ホームページのリニューアルは「アクセサイト」にご相談ください!
ホームページのリニューアルを検討しているのであれば、ぜひ「アクセサイト」をご利用ください。ここではアクセサイトの強みを紹介します。
コンサルティングから運用までをサポート
アクセサイトでは、ホームページのリニューアルに必要なコンサルティングやホームページの制作・開発、保守・運用をワンストップで対応可能です。
特に、競合ホームページの分析やペルソナ設定などを丁寧に行なうことで、より目的に合ったホームページの実現をサポートしています。
コンテンツ制作や広告設計・運用もお任せ!
アクセサイトでは、コンテンツ制作や広告設計など、ホームページへの流入者を増やす施策も行なっているため、継続的に流入数を増やすことが可能です。
デザインには特に力を入れており、企業ブランディングを考慮しながら、ユーザーにとって使い勝手の良い、バランスのとれたUI/UXデザインを実現します。
また、先ほども説明したように、CMSを導入すれば専門知識がなくても更新が可能です。アクセサイトでは、担当者が直感的に作業できるCMSの開発も得意としています。
ほかにも、リニューアル後のコンテンツ更新なども一括して対応できるため、ホームページ運用の手間や負担を軽減できるでしょう。
アクセサイトの詳細は以下のURLからご確認ください。また、お問い合わせフォームも設置していますので、疑問点などがありましたらこちらからお問い合わせください。
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まとめ
ホームページのデザインの流行は3~5年ごとに変化するため、定期的にリニューアルしなければ古く感じられてしまいます。また、さまざまなブラウザやデバイスに対応しなければならない点からも、リニューアルは欠かせません。
ホームページのリニューアルを行なえば、ユーザーの利便性や企業イメージが向上するだけでなく、管理・運用の手間を削減できます。制作から5年以上経過しているケースや、ホームページの運用目的が変わったケースなどが、リニューアルに適したタイミングです。
リニューアルの際には、実績のある制作会社を選ぶことが大切です。アクセサイトは、スタートアップ企業から大手企業まで多くの導入実績があります。ホームページのリニューアルを検討しているのであれば、ぜひ一度アクセサイトにお問い合わせください。